エアコンの空気清浄と光触媒反応

エアコンが世間に登場したのが1950年代。
空気清浄機は、そこから遅れること10年、1960年頃に誕生しました。

しかし、そのころのエアコンは、ただ単に温度を上げたり下げたりするだけの機器で
空気清浄機が搭載されるようになったのは、ずっと後のこととなります。



空気清浄機は、空気のろ過装置で、何種類かのフィルターを空気が通過するあいだに不要な物質を取り除く仕組みです。
空気清浄機に空気が取り込まれると、まず大きなホコリが捕らえられ
通過した小さなチリやホコリは、次の静電集塵フィルターでとらえていきます。

摩擦で電気を帯びる「帯電」という現象がありますが
この静電集塵フィルターでは、小さなチリやホコリはプラスに帯電し
マイナスに帯電している集塵フィルターに吸い寄せられる仕組みとなっています。



さらに小さなニオイの分子を取り除く脱臭フィルターには、近年「光触媒」を使うことが多くなりました。

光触媒反応は、酸化チタンという物質が紫外線などの光を吸収したときにおこる現象です。
汚れや細菌、カビやウイルスなどの、二酸化炭素と水に分解します。


現在の空気清浄機は、こうした光触媒の反応を活用して
タバコのニオイ、ペットのニオイ、空気中のカビやウイルスなどを取り除くことができるようになっています。



エアコン設置や各種電気工事は「榮電気」へお任せください!

お問い合わせはこちらから


メニューを開く